増田さん

我が家で一番人気の解説者といえば、女子マラソンの増田明美さん。選手の好きな食べ物やら幼い頃の思い出やら、なんで知ってんの?っていうようなプライベートなことを何気なく話してくれる。そして必ず選手を褒める。
最近、朝日新聞の夕刊一面でマラソン関係の連載が続いており、先日そんな増田さんの記事がありました。高3で5千、1万、マラソンの日本記録を塗り替え、20歳のロス五輪でマラソンを棄権。「あの頃は何のために走っていたのか?周りの評価が欲しいだけで走っていた。」と話しています。走ることを楽しめない、辛い日々だったのでしょう。自分と同じような思いをする選手は作りたくない、増田さんの解説にはそんな優しさが感じられます。

コメント

匿名 さんのコメント…
サンプラザ中野との対談形式になっている本がありましたが、その中にも自身の選手時代を振り返っての記述があったのを思い出しました。100点か0点、All or nothingで、ちょっと落ちてくるとあっさり切れてリタイアしてたそうです。青島太平洋にも4年ぐらい前に来られたことがありますが、選手時代のイメージとガラッと変わっててびっくりした記憶があります。あの頃って表情暗かったですよね。今は「整形したんじゃない?」って思えるぐらい変わったな?って思います。多分内的な変化が外見に現れているのでしょうね。
匿名 さんのコメント…
私も彼女の自伝を読みました。子供向けに書かれた本でした。あと、アテネオリンピックのマラソン選考の舞台裏、選手達の様子とかを書かれた本(題名忘れました。)を読んで、各選手に対する愛情あふれた記述に感動しました。今の時代に選手だったら、もっとスゴイ記録を作っていたんでしょうね。
個人的には、男子では瀬古選手、女子では増田選手に、今の時代に選手として走って欲しかったです。きっと今の選手は太刀打ちできないと思うのですが。(特に男子。)
こ~いち さんの投稿…
> なすヴぃさん
表情が違いますよね。今の心情でトレーニングに取り組めたら、また違ってたんでしょうねぇ。失敗から成長したと思えば、それでも良いのかな? 私も学生の時にインカレ(オリエンテーリングの)で散々な結果に終わりましたが、それが自分の人間的な糧になっているだと思い込んでます。

> はるママさん
それぞれ時代を築いた人たちですから、凄い人たちですよね。高地やら加圧やらトレーニングも進化してるから、もっと良いタイムが出せたでしょうけど、勝負はタイムだけじゃないし、比較しても仕方ないと私は思います。それぞれに「スゴイ!」でいいんじゃないかと。

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