我が家で一番人気の解説者といえば、女子マラソンの増田明美さん。選手の好きな食べ物やら幼い頃の思い出やら、なんで知ってんの?っていうようなプライベートなことを何気なく話してくれる。そして必ず選手を褒める。 最近、朝日新聞の夕刊一面でマラソン関係の連載が続いており、先日そんな増田さんの記事がありました。高3で5千、1万、マラソンの日本記録を塗り替え、20歳のロス五輪でマラソンを棄権。「あの頃は何のために走っていたのか?周りの評価が欲しいだけで走っていた。」と話しています。走ることを楽しめない、辛い日々だったのでしょう。自分と同じような思いをする選手は作りたくない、増田さんの解説にはそんな優しさが感じられます。
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